韓国外相、ラブロフ外相と朝鮮半島問題を協議

© 写真 : Russian Foreign Ministryラブロフ外相
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韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と朝鮮半島情勢について意見を交わす意向を明らかにした。

北朝鮮は25日早朝、弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射した。ミサイルはいずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の域外に落下した。北朝鮮による弾道ミサイルの発射は2021年に入って初めて。最後に確認されたのは2020年3月29日のこと。日本政府の菅義偉首相は国連安全保障理事会の決議に違反するとして厳重に抗議した

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鄭外相は、ラブロフ外相との会談冒頭、韓国とロシアは朝鮮半島の平和と繁栄に向けて共に歩んでいくと述べ、会談では二国間関係、世界情勢、地域情勢、朝鮮半島問題について意見を交わしたいとの期待を明らかにした。また外相は、韓国とロシアが1990年に国交を樹立して以来、多面的な二国間関係を発展させていると評価した。

鄭外相は、新型コロナウイルスの感染拡大による問題はあるものの、韓国はロシアにとって重要なパートナーであり、極東におけるロシアの第2の貿易相手国であると述べた。

外相によれば、2019年の貿易高は223億ドル(およそ2兆4,287億円)に達し、人的交流は露韓の交流史において記録的な指標となった。外相は、現在は新型コロナの影響により通常の協力体制に変更が加えられているが、今こそ両国の交流のテンポを緩めることなく、人的交流を活発化するため緊密な協力を継続していく必要があると述べた。

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