トルコ検察が仏風刺紙編集部に最大4年の懲役刑を求刑、トルコ大統領への侮辱により

トルコ検察はフランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の職員らがタイイップ・エルドアン大統領を侮辱した事件で、職員らに懲役1年から4年の有罪判決を求刑した。DHA通信が報じた。
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エルドアン大統領は2020年10月、シャルリー・エブド紙を相手取って訴訟を起こした。被告側はフランスとトルコの関係悪化を背景にエルドアン大統領の風刺画を表紙としたナンバーを発行していた。

​​エルドアン大統領は半裸状態で、片手には清涼飲料水を持ち、もう片方の手で召使い女性のスカートをめくっている。イラストには「エルドアン、日常生活は実にヤンチャ」と記されている。

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トルコ検察は起訴状の中で、シャルリー・エブド紙の職員、4名がエルドアン大統領を侮辱したとして有罪判決を求めている。検察が起訴した被告の中にはジェラール・ビヤール編集長も含まれている。検察は被告が「乱暴で退廃的、侮辱的」なイラストの発表に責任があると記している。

トルコ側はフランスの治安当局に被告の供述提供を要求している。

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