フラゴナールの絵画『Le philosophe lisant』(読書する哲学者)は、マルヌ県の住宅のリビングで財産目録の作成中に見つかった。この「忘れられた」作品は約1世紀の間、住宅で眠っていたとみられる。
別の美術専門家のステファン・ピンタ氏も、作品の信憑性に疑いの余地はないと述べた。
絵画『Le philosophe lisant』は、フラゴナールが1770年代に描いた最盛期の作品。同作品は、6月26日にフランス北部エペルネーでオークションに出品される。
昨年12月、ドイツのデュッセルドルフ空港のゴミ捨て場で価格が28万ユーロ超の絵画が発見されたと報じられた。