フランスの住宅で推定200万ユーロの絵画が見つかる

フランス北部マルヌ県の住宅で、18世紀フランスを代表する画家ジャン・オノレ・フラゴナールの作品が見つかった。その価格は150〜200万ユーロ(約1億9400万円~2億6000万円)と推定されている。ラジオ局Europe 1が報じた。
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フラゴナールの絵画『Le philosophe lisant』(読書する哲学者)は、マルヌ県の住宅のリビングで財産目録の作成中に見つかった。この「忘れられた」作品は約1世紀の間、住宅で眠っていたとみられる。

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競売人のアントワーヌ・プティ氏は、作者が本物であるかどうかの不安は絵の裏側にイタリック体で書かれた「フラゴナール」というサインによって払拭されると指摘した。

別の美術専門家のステファン・ピンタ氏も、作品の信憑性に疑いの余地はないと述べた。

絵画『Le philosophe lisant』は、フラゴナールが1770年代に描いた最盛期の作品。同作品は、6月26日にフランス北部エペルネーでオークションに出品される。

昨年12月、ドイツのデュッセルドルフ空港のゴミ捨て場で価格が28万ユーロ超の絵画が発見されたと報じられた

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