金相場は上昇後、ドル高の影響を受け下落

金相場は26日に上昇したが、世界の主要通貨に対するドル高で下落している。またこのドル高は、2020年11月の高水準に近づいていることが取引データで明らかになった。
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日本時間16時現在、ニューヨーク商品取引所におけるの4月先物価格は、1トロイオンスあたり3.5ドル(0.2%)減少し、1728.8ドル(約18万9600円)となった。5月の銀先物は、0.79%減の24.915ドル(約2730円)。

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金の価格は、26日に0.4%上昇した後わずかに下落した。金相場は、3月後半のほとんどの間、1720ドル(約18万8620円)から1750ドル(約19万1900円)の範囲で推移している。


ドルの為替相場は、金の価格が変動する大きな要因であり続けている。ドル指数(米国の主要貿易相手国6主要カ国の通貨に対する、米ドルの為替レートを指数化したもの)は、92.85まで上昇し、2020年11月以来の高水準となっている。ドルが高くなると金の需要が抑制され、金を他の通貨で購入しにくくなる。

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