報道によると、ナイキはMSCHFを商標権侵害で米連邦裁判所に提訴した。
同局によると、MSCHFはソール部分に同団体のメンバーから採取した血液1滴が含まれていることを確認している。また、このスニーカーの価格は1018ドル(約11万2200円)で、29日の発売後すぐに666足すべてが完売した。
またこの今回の訴訟は、MSCHFだけを対象としたもので、リル・ナズ・Xさんは被告とされていない。訴えの内容によると、この「悪魔のような」スニーカーによってナイキ製品のボイコットを求める声が上がっているが、これはナイキがこの改造スニーカーの販売を許可あるいは承認したと誤解されているためだという。ナイキはこの「サタン・シューズ」とは何の関係もないと強調している。
また、リル・ナズ・Xさんは、この「悪魔のような」スニーカーに関するニュースに関して、アニメ「スポンジ・ボブ」の登場キャラクターが「冗談を言っただけなのに…皆さん、冗談だと分かっていますよね」と言うシーンをツイッターに投稿している。