着物の帯を歩く広告が物議に 伊ブランドのヴァレンティノが謝罪

イタリア発の高級ファッションブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、日本文化に敬意を欠いているとして物議を醸したウェブ広告を取り下げ、30日、公式ツイッターで謝罪した。
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問題となった広告は、同ブランドの2021年春夏コレクションのキャンペーンビジュアル。その動画の中で、日本のモデルのKokiさんが日本風の部屋で靴を履いたまま座ったり、着物の帯を連想させる布の上を歩いたりする演出が映し出された。

この広告を見た日本のツイッターユーザーから、「日本文化を侮辱している」「着物の扱いが酷すぎる」などとして批判の声が上がっていた。

これを受けて、同ブランドは当該動画や写真を削除。​30日、公式ツイッターで謝罪文を投稿した。

「この動画は日本の文化に敬意を込めて作成したもので、日本文化を冒涜する意図は全く無かった」と説明した上で「多くの方に不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫び申し上げる」と謝罪した。

​また、最後は「今回の件をブランド及びコミュニティに対する教訓とし、メゾンヴァレンティノはグローバルな規模での文化の包括性をさらに推し進めていく所存です」とのコメントで締めくくった。 


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