SNS依存症からネットいじめに陥る傾向 学説

米ジョージア大学の心理学者らは、若者、ティーンエイジャーはSNS依存症になることでネットいじめに陥りやすいという学説を発表した。論文は児童青年カウンセリング誌に掲載されている。
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論文によれば、ネットいじめはネット上で相手を侮辱することから、ネットユーザーの個人情報の流布までその形態は様々。

心理学者らが13歳から19歳の400人を超えるティーンエイジャーを対象に世論調査を行った結果、子どもたちは毎日平均7時間以上を、インターネットを使用していることがわかった。またSNSに割く時間が長ければ長いほど、ネットいじめをする傾向が強まることも明らかになり、特に男子にその傾向が強いことが明らかになった。

研究者らは、ティーンエイジャーらがネットいじめに興じるのはより多くのライク(いいね)を集める手段であり、満足感を得るためなのではないかと考えている。

論文の筆者は、青少年らは認識発達の途上にあり、正しい選択を行うことは難しいと指摘しており、青少年には特殊なカウンセリングを行うことで自分の感情をコントロールし、ネットいじめをせずに満足感を得ることを習得できるよう期待を表している。  

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