新型コロナウイルス

東京で英国などとは違うタイプの変異ウイルスが検出

東京都文京区の東京医科歯科大学付属病院が新型コロナの全感染者に検査を実施し、3分の1の患者から英国や南アフリカなどで広がったものとは違うタイプの変異ウイルスが確認されたと発表した。NHKが報じた。
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同大学によれば、検査を行なった36人中、3分の1にあたる12人から「E484K」と呼ばれる変異ウイルスが検出された。検査は先月末までの2ヶ月間で実施された。

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研究グループは、このタイプは免疫やワクチンの効果が低下するおそれがあると指摘されており、変異ウイルスが従来のタイプから置き換わっている可能性があるとの見方を示した。

検出された12人は、都内在住の20代から80代で、海外渡航歴はなく、また、お互いに接触していないという。無症状の人と軽症が各1人、中等症が9人、重症は1人だった。

厚生労働省の発表(2日現在)によれば、国内の新型コロナウイルス感染者は47万7458例、死亡9185人。入院治療などを要する者は2万216人、退院又は療養解除となった者は44万7715人。

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