米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と日本の北村滋国家安全保障局長、韓国大統領府の徐薫(ソ・フン)国家安保室長は、主に北朝鮮政策について協議した。非公開となった協議では、インド太平洋地域の安全保障に関しても話し合われた。
協議後の声明には「3高官は、北朝鮮の核およびミサイル発射計画への懸念について意見を交換し、北朝鮮の非核化に向け3カ国が協力して取り組んで行く姿勢を強調した」と述べられている。
3高官はまた、朝鮮半島の平和と安定を維持するため、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を互いに履行する必要性について合意した。また、声明には「協議では、南北の家族の再会や、拉致問題の早急な解決の重要性についても話し合った」とある。