同サイトによると、動物実験ではマウスを2グループに分け、片方のグループに常に甘い飲み物を与えたところ、脳の記憶を司る部分である海馬の機能に障害が見られたという。これは腸内のパラバクテロイデス菌が増加するためで、砂糖を摂取していないマウスの体内に同菌を入れたところ、やはり記憶低下が確認された。
研究チームによると、この実験結果は人にも適用可能だという。今後、腸から脳へのシグナル伝達機能が通る経路をさらに特定するため、研究を続ける予定。
関連ニュース