米国国立公文書館(NARA)は、米国元大統領ドナルド・トランプ氏のSNS上のすべてのコメントへのアクセスを公開する。同館代表がテレビチャンネル「フォックス・ニュース」に明らかにした。
同機関は、「NARAはSNS上で記録された元大統領のすべての投稿を公開し、アクセス可能にする予定だ。この中には私たちに発信され、ブロックまたは削除されたさまざまなツイートが含まれる」と述べた。
同館の代表は、「ツイッターは、プラットフォームに投稿されるあらゆるコンテンツに対してすべて責任を負っている。NARAは、公文書に登録する各政権の記録をサポートするためツイッターや他のSNSと緊密に連携しているが、しかし、最終的にプラットフォームの所有者はそれらのホスティングを拒否する可能性がある。NARAは自主的にオンラインプラットフォームから投稿のコピーを保存し、このコンテンツをパブリックなものにするため作業を行なっている」と語った。
ツイッターは、1月にトランプ氏のアカウントブロック後に削除した投稿を復活する予定はないが、米国の法律に沿ってそれらを保存する予定であると表明した。また、ツイッターは、「私たちのサービスに登録された記録は、ツイッターの規則に違反していないものだ」と強調した。
関連記事