新型コロナウイルス

EU規制当局 アストラゼネカ社製ワクチンの新たな副作用の可能性でデータ研究を開始

欧州の製薬規制当局である欧州医薬品庁(EMA)は、アストラゼネカ社の新型コロナウイルス用ワクチン「Vaxzevria」の次なる危険な副作用の可能性に関し、提供された情報を評価するプロセスを開始した。9日、ЕМАが設置したファーマコビジランス・リスク評価委員会の会合の報告が発表された。
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報告では、「ファーマコビジランス・リスク評価委員会は、ワクチン『Vaxzevria』の接種を受けた患者に見られる毛細血管漏出症候群の情報の評価に関する「安全予想」で研究を開始した。確認された5症例は、血管からの体液流出を特徴とする非常に稀な症候群の例といえる」と指摘する。

発表によれば、専門家らは、現段階でワクチンとこの症候群との間に関連があるかどうかについて発言することはできないとされる。

4月6日、欧州医薬品庁(EMA)は英アストラゼネカ製コロナウイルスワクチン接種後の血栓の事例が報告されている件で、同ワクチンと血栓の関連性があることを認めた

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