新型コロナウイルス

WHO 接種後の影響に関する情報不足から新型コロナワクチンの混合を推奨せず

WHOの規制・品質検定局のロジェリオ・ピント・デサ・ガスパル局長は、アストラゼネカ社製薬に対するフランス政府の決定についてコメントする中で、同時期に各種の製薬を使用することによる新型コロナウイルス用ワクチンの接種後の影響に関する情報が現在のところ存在しないことから、世界保健機関(WHO)はワクチンの混合使用を推奨していないと表明した。
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北京 商業施設に接種済みの従業員の割合を示すステッカーが貼られる
この間、フランスのオリビエ・ベラン保健相は、アストラゼネカ社製ワクチンの1回目の接種を受けた55歳以下の人に対し、2回目は他の企業のワクチンを使用することを推奨すると表明した。

同局長は、「現在、これ(ワクチンの混合接種)を推奨するに足る情報は存在しない。これが、私が今すぐ述べることができる唯一の回答だ」と語った。

この間、EUの規制当局は、アストラゼネカ社製ワクチンの新たな副作用(毛細血管漏出症候群)の可能性に関する情報の研究を開始している。

4月6日、欧州医薬品庁(EMA)は英アストラゼネカ製コロナウイルスワクチン接種後の血栓の事例が報告されている件で、同ワクチンと血栓の関連性があることを認めた

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