福島原発処理水の海洋放出、水産業に大打撃=環境活動家

福島第一原発で排出された処理水の海洋放出が正式に決定されたことについて、反核団体連合「脱原発」の環境活動家、シャルロット・ミジョンさんは、リアノーボスチ通信の取材に応じた中で、「水産業と漁業家の生活に対する脅威」との見方を示した。
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日本政府は福島第一原発の汚染水を浄化処理した後、海洋放出するとの正式決定を下した。これまでに明らかになっているところでは、海洋放出は2023年に実施される計画となっている。

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ミジョンさんは、「たとえ量が少なくても、日本の消費者団体や環境活動家が指摘している問題、そして世界の反応は、地域の水産業と漁業家の生活を完全に壊滅するものである。処理水の海洋放出は地域の水産業復活に向けた10年間の努力を無にする」と述べた。

またNPO「フレンズ・オブ・ジ・アース・ヨーロッパ」のメンバーであるフランチェスカ・ゲイターさんも、海洋放出は唯一の解決法ではないとしている。たとえば、分析センター「シチズンズ・コミッション・オン・ニュークリアー・エナジー(原子力市民委員会)」は汚染水を大型タンクで陸上で保管する、またはモルタル固化による処分を提案している。

この提案では防水加工がなされた最大10万立方メートルの大型タンクに入れ、ドーム型の屋根で覆うことが検討されている。タンクは住民の合意が得られた場所に設置することを見込んでおり、この方法では処理水をさらに48年間保管することが可能とされている。

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