新型コロナウイルス

ロシア、「スプートニクV」の韓国国内での生産に関する合意に署名

ロシア直接投資基金(RDIF)は15日、ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、韓国のGLRapha社及びISUAbxis社と国内生産に関する合意に署名したと発表した。
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ISUAbxisによるワクチン生産は、韓国の龍仁市で4月末にも始まる予定。

RDIFのキリル・ドミトリエフ総裁は、韓国はロシア製ワクチンの生産に関する重要なパートナーの1つだと指摘し、ISU ABXISとの合意を受けて世界における医薬品生産のための生産能力が拡大することに期待を表明した。

またドミトリエフ総裁は「スプートニクV」について、「30億人の人口を抱える世界60カ国で承認されており、世界で高まる需要に応えるためにワクチンの生産量を積極的に増加している」と強調した。

ISU ABXISの事業開発責任者のチョン・スヒョン 氏は、できるだけ短期間でロシア製ワクチンを生産、出荷できるようにするために最善を尽くすと指摘した。


ロシアは昨年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。2020年11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を発揮した。

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