インド、外国製ワクチンの承認手続き簡略化へ 3営業日に短縮 新型コロナ

インドでは、外国製ワクチンの承認手続きが簡略化される。インドの規制当局は、国内における外国製の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用に関する意思決定プロセスを3営業日に短縮する。ザ・タイムズ・オブ・インディアが、インド保健省を引用して報じた。
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対象となるのは、世界保健機関(WHO)の緊急使用リスト(EUL)に加えられ、米国、欧州諸国、日本で承認されている新型コロナウイルスワクチン。

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インドはこれまでにワクチンを60カ国に無償で輸出、提供している。一方、ザ・タイムズ・オブ・インディアによると、新型コロナウイルス感染者の急増により、インドは輸出する側から輸入する側になり始めた。

今月12日、インド中央医薬品基準管理機構(CDSCO)の専門家委員会は、ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の緊急使用を承認した。

現在、インドで接種が進められている新型コロナウイルスのワクチンは、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発した「Covishield」と、インドの製薬会社バーラト・バイオテックが開発した「Covaxin」の2種類。これらのワクチンはインド国内で生産されている。

16日現在のインドにおけるワクチン接種回数は、1億1700万回。

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