いおワールドかごしま水族館によると、毎年冬になると鹿児島湾からマンボウが岸近くまでやってくるという。ことし3月26日、同県の肝付(きもつき)町にある内之浦漁協の網にマンボウかかったため、同館の鹿児島湾につながる「イルカ水路」での展示が決まった。
体長は約1メートル。同館が投稿した動画では、職員が上から棒を使ってえさを見せるとゆっくりと近寄ってきて食べる様子が映っている。
マンボウは低水温を好むため、水温が上がり始める前に海へ放流されるという。
そのユニークな風貌で近年人気を集めているマンボウだが、展示を行っている水族館はそう多くはない。近場に住んでいる人はぜひこの機会にマンボウに会いに行ってみよう。