ロシアとドイツ、持続可能エネルギー分野での協力に関する宣言に署名

露エネルギー省によると、同省と独連邦経済エネルギー省は、持続可能エネルギー分野での協力を志す宣言に署名した。
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ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は15日、近く両国がこの文書に署名すると明らかにしていた。ノヴァク氏は、この宣言は両国のエネルギー省の長が議長を務める持続可能なエネルギーに関する共同作業部会や、水素エネルギーに関するサブグループの創設を規定するものだと述べていた。

露エネルギー省は20日、「露エネルギー省と独連邦経済エネルギー省は、持続可能エネルギー面での協力を狙った共同宣言に署名した」と発表した。

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露エネルギー省のパーヴェル・ソローキン次官は、この共同宣言は水素の生産、貯蔵、使用、輸送に関する技術の研究分野において、その経験を取り交わすための基礎となり、今後の露独プロジェクト実現のための同盟作りに寄与するだろうと確信を表明した。

また、声明には「両国は、経済およびエネルギー分野における露独のパートナーシップがさらに発展することの重要性に着目した。そして、露独の協力は水素技術の分野において大きな貢献となり、今後、共同で技術的リーダーシップを図るためのまたとない機会となると指摘した」とある。

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