新型コロナウイルス

国内のワクチン不足続く、国外への支援は困難=米大統領

米国は新型コロナウイルス・ワクチンの国外供給を行うことで他国を支援する可能性を検討しているものの、依然として国内のワクチン不足は続いている。ジョー・バイデン米大統領が21日にホワイトハウスで開かれた記者会見で発言した。
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バイデン大統領はホワイトハウスで行った会見で、ワクチンの供給状況についてコメントした。

我々は使用していないワクチンの扱いを検討している。それらを(国外に)発送しても問題ないということを確信する必要がある……我々のもとにはまだ十分な数が無く、国外に安心して発送できない。

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ウイルスとの戦いで手を緩めれば、ウイルスはこれまでの達成をすべて「帳消し」にしてしまうとして、接種の重要性を強調した。

全員が接種をすれば、7月4日の独立記念日には「小規模」ながらもウイルスに対する勝利を宣言できる。

また、米国では4月19日からワクチンの接種対象が16歳以上に拡大された。これを受けてバイデン大統領は会見の中で、「今度は皆さんの番だ」と呼びかけた。

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