河井元法相に懲役4年求刑 東京地裁

30日、元法相の河井克行被告の論告求刑公判が東京地裁で開かれた。河井被告は2019年の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われている。検察側は「元法相が選挙の最終責任者であり、前代未聞の大規模買収」と主張し、懲役4年、追徴金150万円を求刑した。共同通信が報じている。
この記事をSputnikで読む

河井元法相は妻の案里元参院議員の当選を目指し、100人に約2900万円を配ったとして起訴された。検察側は、案里氏の遊説などについても「元法相が活動全般を取り仕切った」と指摘した。

妻の案里元参院議員は2020年7月、公職選挙法違反の罪で夫とともに東京地裁に起訴された。2021年1月、懲役1年4カ月、執行猶予5年の判決。被告、検察ともに控訴しなかったために2月に有罪が確定した。

関連ニュース

自民、国民投票法修正応じる方向 CM規制、立民が導入要求

コメント