同報道官は、「ロシアの貿易取引におけるドルの割合は年々縮小している。ドルの安定性や発行国の安定性を疑うようになれば、世界中でそうなる(縮小する)だろう。人々は去り始めるようになる」と述べた。
先日、ロシアは米国からの制裁強化を背景に、徐々にドルを放棄し始めたと報じられた。2020年第4四半期におけるロシアの輸出総額に占めるドルの割合は、初めて50%を下回り、48.3%となった。一方、前年同期では61%を超えていた。
この状況は、ロシアが中国との貿易を拡大していることが大きく影響している。ロシアは2020年第4四半期において、貿易取引の80%以上をユーロで行っていた。
ロシアは現在、米国による制裁を受け「非友好国」のリストを作成していると報じられた。
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