新型コロナウイルス

ファイザー社とバイオエヌテック社 東京五輪選手にワクチン提供でIOCと合意

6日、米ファイザー社と独バイオエヌテック社は、東京五輪・パラリンピックの選手らに新型コロナウイルス用ワクチンを提供することで国際オリンピック委員会(IOC)と合意した。日経新聞が報じた。
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ワクチンの提供に関しては、IOCとファイザー社が各国・地域の五輪委員会と協議を行い、必要分を提供する見通しで、選手らは日本への出立までに接種を受けることになるという。しかし、接種は義務ではなく、全員に行き渡るかもはっきりしていない。

東京五輪選手へのワクチン提供に関して、ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)と日本の菅義偉首相が4月に電話協議を行っている。

ワクチンの提供は5月末にも開始となり、7月下旬の開幕までに2回の接種完了をめざすとされ、選手の感染リスクが低減することが予想される。しかし、接種が行き渡るかなどの課題が残されることから、大会開催の決め手となるかは不透明だといえる。

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