東京都医師会の尾崎治夫会長は、「東京で言えば、もしオリンピックをやるのであれば、(新規感染者数を)100人以下にするとか、真剣にやっていかないと、安全なオリンピックにつながらない」と定例会見で述べた。
また尾崎氏は、五輪を開催するためには、東京都の感染状況や病床使用率を示す指標が「ステージ2」まで下がる必要があると指摘。NHKによると、東京都は現在、感染者数が急増し、医療提供体制に支障をきたす「ステージ3」の状況にある。
さらに尾崎氏は会見で、五輪関係者だけ感染対策すれば大丈夫という考えは間違えていると述べた。
東京新聞によると、東京都は13日、都内の新型コロナ感染者が新たに1010人確認されたと発表した。また、入院中の重症者は84人。感染者を年代別でみると、20代が316人、30代が196人、40代が152人、50代が115人。65歳以上の高齢者は111人。
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