新型コロナウイルス

なぜワクチン接種率100%の国でも感染増加? 生物学者が解説

新型コロナウイルスワクチンの接種率が100%であっても、ロシア製のスプートニクVやファイザー製、モデルナ製ワクチンよりも効果の弱いワクチンを接種した場合、再び感染率が増加する恐れがある。米ジョージ・メイソン大学システムバイオロジー学部のアンチャ・バラノバ教授が指摘している。
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バラノバ氏は、「セーシェルでは国民の100%がワクチン接種を受けることができたが、しばらくすると再び流行が始まった。実は、現地で接種されているワクチンは、中国製とアストラゼネカ製のもので効果があまりなかったのだ。これらのワクチンの有効率は約70%なので、この結果になったのだ」と説明している。

さらに同氏は、ロシアの状況ではスプートニクV、日本や米国の状況ならファイザー社やモデルナ社の新型コロナワクチンを接種するように勧めている。

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