同紙の報道によると、1時間雨量は佐賀県伊万里市で61.5ミリ、長崎県佐世保市で57.5ミリ、熊本県山江村で54.0ミリ、福岡市博多区で25.5ミリとなり、いずれも5月の観測史上最大規模となった。熊本県では、水俣市や芦北町など一部地域で避難指示が発令された。
また、大雨により九州新幹線が一時運転を見合わせたほか、在来線でもダイヤが乱れるなどして交通機関にも影響が出ている。
日本の気象庁は、あす21日にかけて九州をはじめ、西日本から東日本の広範囲で大雨になるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけている。