日本の美浜原発 再稼働に向け核燃料を装荷する作業が開始

日本の美浜原子力発電所3号機では、再稼働に向けて原子炉に核燃料を装荷する作業が開始した。関西電力が発表した。
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作業は23日まで続けられ、157体の核燃料が原子炉に挿入される予定。関西電力は6月下旬の再稼働を目指している。

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美浜原子力発電所3号機は、1976年に稼働を開始したが2011年に停止。2011年の福島第一原発事故以降、当局が運転開始から40年を超す原子力発電所の再稼働を認めるのはこれが初。

日本の当局は、福島第一原発事故を受け、特に40年以上前に建設された原子力施設に対する規制を強化している。これらの原発は厳しい審査を通過すれば、最大で60年間稼働することが可能だという。

現在日本で稼働中の原発は、玄海原発(2基)、川内原発(2基)、大浜原発(2基)、高浜原発(2基)、伊方原発(1基)の5原発の9基。これら以外の原発では安全性の確認が行われている。日本政府は、一部の原発を再稼働していく方針を継続する予定。

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