両社は報酬を不正行為と見なし、返還を求める訴訟を起こしていた。
2018年11月19日、日産自動車の元最高責任者のカルロス・ゴーン被告とグレッグ・ケリー被告が金融商品取引法の疑いで東京で逮捕された。ゴーン被告が右腕のケリー被告の助けで有価証券に自分の報酬を少なく記入していたことが明るみになった。2010~2017年の間にゴーン被告が行った報酬の過少申告額は試算で80億円(約7100万ドル)。2018年12月25日、ケリー被告は保釈されている。ゴーン被告は、その他の違法行為でも訴えられた。2019年、ゴーン被告は高額な保釈金を収めて保釈され、自宅で監視下に置かれた。