EUが加盟各国へ公式に推奨 ワクチン接種を受けた外国人の入国を許可へ

欧州連合(EU)は加盟各国に対し欧州医薬品庁(EMA)または世界保健機関(WHO)が承認したワクチンを接種した外国人の入国を承認することを公式に推奨している。この場合、ワクチン接種は出国までの2週間で受けることが求められる。20日、EUが同決定について発表した。
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発表では、「EU加盟国がテストまたは自己隔離といった規制解除のためにワクチン接種に関する確認を受け入れた場合、これらの国々は、基本的には、緊急時の使用とされるEMA承認またはWHOがリストアップしたワクチンの接種を条件に、第3国からの入国者に対する規制を解除しなければならない。この場合、到着前の2週間に接種を受ける必要がある」と強調された。

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昨日、EU各国の駐在代表は、第3国からのEU入国の規制緩和に関する欧州委員会の提案を承認することを決定した。

5月3日、欧州委員会は、第3国での疫学的環境およびワクチン接種の成功を考慮し、EUへの入国規制を緩和する提案を行なった。発表によれば、欧州委員会は、疫学的環境が良好な国だけでなく、最低でも出発前2週間にワクチン接種を完全に受けたすべての個人の欧州領内への入国を許可することを提起している。

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