NHKの報道によれば、231人という数値は同時期の都内の感染者数の0.19%、都内の全人口に占める妊婦の割合からはその3分の1以下。全国の産婦人科1400か所の2020年1月から6月までの半年のデータを調べたところ、家庭内で感染していたケースは56.9%だった。
4月にはオックスフォード大学の調査で、新型コロナウイルスに感染した妊婦は無症状の場合を除いて、重症化や集中治療での入院、さらに死亡といった高いリスク(50%超)に晒されていることが明らかとなった。新生児も同様に早産や他の合併症が生じる割合が著しく高く(3倍)なった。
3月にアイルランドでは妊娠時にコロナウイルスに感染した女性に死産が発生したことが報じられた。
今年1月にはロシア保健省の産婦人科の主任専門家は、出産を計画している女性はあらかじめコロナウイルスの予防接種を受ける必要があると警告している。
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