アマゾン 映画会社MGMを買収 ジェームズ・ボンドシリーズなど放映権を獲得

ジェフ・ベゾス氏が創設したアマゾン社は、映画会社MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)を84億5000万ドル(約9200億円)で買収することで合意した。同企業はジェームズ・ボンドシリーズや「ロッキー」「羊たちの沈黙」などの放映権を所有する。アマゾンがサイトで発表した。
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同社の発表によれば、MGMはテレビ番組の制作を専門とするAmazon Studiosの仕事を補完することになる。

アマゾンは、「MGMの偉業とその映画作品の保管に努め」、映画ファンに既存作品の視聴でより多くの可能性を提供すると公言した。

映画スタジオMGMが創設されたのは1924年。最終的な買収後、「ジェームズ・ボンド」や「ロッキー」「ララ・クロフト」といった作品の放映権がアマゾンに移譲される。アマゾンは全体で4000超の映画作品と1万7000のテレビ番組の権利を得ることになる。

今回は、2017年にチェーンストア「ホールフーズ・マーケット」を137億ドル(約1兆4954億円)で買収して以降、アマゾンによる2番目に大規模な取引となる。

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