タスマニアデビル、オーストラリア本土で3000年ぶりに誕生

オーストラリア本土で3000年ぶりにタスマニアデビルが自然繁殖した。ロイター通信が報じた。
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保護団体オージー・アークがタスマニアデビルの成体26匹を自然に放してから約1年後、タスマニアデビルの子7匹が生まれた。現在、レンジャーらが赤ちゃんの状態を監視している。赤ちゃんたちの健康を脅かすものは何もないという。

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オージー・アークのティム・フォークナー代表は「ここには非常にたくさんの問題がある。我われは最善を尽くしたが、タスマニアデビルが繁殖しなければすべてが終わる」と述べている。

オージー・アークは近いうちに、さらに40匹のタスマニアデビルを自然に放すと予定。 

オーストラリア本土に生息していたタスマニアデビルは、犬のディンゴによって死に絶え、タスマニアデビルはタスマニア州の島々でしか見ることができなくなっていた。タスマニアデビルは、世界最大の肉食有袋類で、国連の「レッドリスト」に登録されている。専門家らによると、現在の生息数はわずか2万5000匹。

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