プーチン大統領は、国際報道機関のトップとの会談の中で「北朝鮮問題は、北朝鮮を抑圧したり、さらなる制裁を加えたりするのではなく、北朝鮮の人々の安全を保障する条件を作り出すことによって解決するべきだ」と語った。
また、プーチン氏は「我々は、地球上での大量破壊兵器の拡散に断固として反対している」とし、北朝鮮の核計画に対するロシア政府の立場は変わらないと述べた。
そのうえで、プーチン氏は日本へのミサイルシステムによる脅威について、ロシア政府は日本政府から確答を得ていないが、関係を構築する準備ができていると述べた。
ロシアは北朝鮮によるミサイル発射問題をどのように解決していくか、つまり、米国が近代的なミサイル迎撃システムを日本に配備するという計画に我々は非常に関心があった。我々は常に、これらのミサイル迎撃システムが、ロシア連邦を脅かすような距離に到達するかどうかという問題を抱えていた。
プーチン氏は、日本から確答を得ていないものの、「いずれにせよ、我々は日本との良好な隣国関係を築かなければならないと思っている」と述べた。
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