トランプ氏は大会で演説を行い、中国政府による賠償の必要性を指摘した。
米国と全世界が賠償と責任を中国共産党に要求すべき時が来た。中国はこれを支払うべきであると声を1つにして宣言すべきだ。
トランプ氏は演説の中で、他国も同様の請求書を中国に突き付けるべきだともコメントした。また、米国は全ての中国製品に100%の関税を速やかに導入する必要があるとも指摘した。
トランプ氏は中国が新型コロナウイルスを拡散させたとして批判してきたが、中国側はこれを否定している。
演説の中ではバイデン政権の政策についても言及された。トランプ氏は露米関係について言及した中で、「中国の策略家とロシアのプーチン大統領はあからさまにバイデンをバカにしている、彼らは嘲笑い、そして我々の国を踏みにじっている」と発言した。
私はプーチンと非常に良好な関係があったが、私ほどロシアに厳しかった大統領はいない。
そのうえで、バイデン氏は米国のパイプライン計画を中止し、ロシアの「ノードストリーム2」を支持しているとし、バイデン政権の本質は「米国最後尾主義」に他ならないと批判した。
我々のパイプラインを中止し、ロシアのものを支持している。私はドイツや欧州各地に足を運び、建設を完全に止めさせたというのに。
また、パリ協定への復帰や移民政策などでもバイデン政権を痛烈に批判した。
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