「立入禁止区域を復興地域へ」 ウクライナ大統領 チェルノブイリを観光客にとって魅力ある場所に

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日、チェルノブイリ原子力発電所の立入禁止区域は、国内外の観光客にとって「強力な磁石」になるべきだとの考えを明らかにした。
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ゼレンスキー大統領は、7日の全ウクライナフォーラム「ウクライナ30。エコロジー」で以下のように述べた。

「私の発議により、立入禁止区域の再開発プロセスが始まり、チェルノブイリ区域の3年間の開発プログラムが承認された。このプログラムは、インフラの変更、同区域の開発における新しいコンセプト、国内の、そして重要なのは国際的なプロモーションを予見するものだ。チェルノブイリは、ウクライナ国内だけでなく、世界中から観光客を引き寄せる強力な磁石にならなければいけない。そして立入禁止区域は、復興地域にする必要がある。」

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現在、チェルノブイリでは、放射線レベルが安全な範囲内のエリアで観光ツアーがすでに行われている。スプートニクでは、チェルノブイリ立入禁止区域で200回以上のツアーを行ってきたガイドの仕事について報じている。

チェルノブイリ原子力発電所事故は、1984年4月26日の夜に発生。4号機のRBMK-1000型原子炉で爆発が起き、大量の放射能物質が周辺に放出された。原子炉内では核燃料の約95%が溶解し、副炉室に流出した。融解燃料は至るところで建設資材や砂などと混ざり溶岩状に固まっている。

専門家の結論によると、この原発事故の主な原因は、4号機の職員らが原発の運転規則に重大な違反を犯していたというもの。職員の行動により、設計上に欠陥が多数あった原子炉が爆発したという。

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