ジョー・バイデン米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日、電話会談を行った。
ウクライナ大統領府のウェブサイトではこのように報告されている。
米国のバイデン大統領は、ウクライナのユーロ大西洋統合への全面的な支持と、ウクライナにNATO加盟のための行動計画を提供することの重要性を指摘した。また、NATOの戦略的問題や今後計画されているハイレベルな会合について議論する際、ウクライナの立場が確実に考慮されることを保証した。バイデン氏の欧州歴訪、ロシアのプーチン大統領との会談に先立ち、両大統領はウクライナと米国の間の戦略的パートナーシップについて意見を交わした。
また、RBKウクライナは、ミハイル・ポドリャク大統領府長官顧問の言葉を引用し「バイデン氏は、6月のサミット、そしてプーチン大統領との会談の結果について話し合うため、7月にゼレンスキー大統領をワシントンに招く」と伝えている。
2014年12月、ウクライナ議会は非同盟政策を定めた法律の廃止法案を可決。その後、ウクライナ議会は2019年2月に憲法改正を行い、EUとNATOへの加盟を方針として定めた。
バイデン氏は今週、大統領として初めて欧州を歴訪する。バイデン氏は10日、英国のボリス・ジョンソン首相と会談した後、G7サミットに参加する予定。14日には、NATO首脳会談と米EU首脳会談が行われるブリュッセルに向かう。16日にはジュネーブを訪れ、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談を行う。
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