ブリンケン国務長官は上院外交委員会による公聴会に出席し、次のように発言した。
我々の評価によると、ウクライナにはこの方向で進む上で、あらゆる材料が整っている。
また、これは将来的なNATO加盟に向けた用意であると強調し、「我々はウクライナのNATO加盟を支持する」と発言した。
2014年12月、ウクライナ議会は非同盟政策を定めた法律の廃止法案を可決。その後、ウクライナ議会は2019年2月に憲法改正を行い、EUとNATOへの加盟を方針として定めた。
NATOは現在、ウクライナを加盟希望国として認めている。しかし、アナス・フォー・ラスムセン元NATO事務総長は、NATO加盟にあたり、ウクライナはいくつかの基準を満たす必要があり、その実現には多くの時間がかかると述べた。また、欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長(当時)は以前、今後20年の間にウクライナがEU及びNATOに加盟する事はないと述べていた。
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