WWF職員 ロシア北部の列島にホッキョクグマが出没する原因について語る

世界自然保護基金(WWF)のロシア支部長ドミトリー・ゴルシコフ氏は、ロシア北部にうかぶノヴァヤゼムリャ列島にホッキョクグマが出没しているのは気候変動によるものだとみている。
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2019年には、ノヴァヤゼムリャ列島の人口密集地周辺にホッキョクグマがかつてないほど集まってきたため、現地に緊急事態が導入されることが決定した。

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ゴルシコフ氏は、「ノヴァヤゼムリャにホッキョクグマが出没しているという話は皆聞いたことがあるだろう。なぜこんなことが起きているのか?それは、気候変動のせいでクマが氷の上で狩りをするという普通の生活を送ることができなくなったからだ」と述べている。

さらに同氏は、「移動を特徴とするトナカイにも問題がおきている。かつては氷の上を歩くことで川や湖を避けて移動していたが、今は以前よりも数週間早く川の氷が溶けている」と説明している。

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