プーチン大統領 露米首脳会談では戦略的安定とサイバーセキュリティーを討議

プーチン大統領はバイデン米大統領との会談について、敵対した雰囲気ではなかったと語った。プーチン大統領はバイデン氏とは、戦略的安定、貿易関係、地域の安全、サイバーセキュリティ―について討議したことを明らかにしている。
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プーチン大統領は「我々はサイバーセキュリティ―分野が世界全体で極めて重要であると考えている。(その重要性の程度は)米国にとっても、またロシアにとっても同じだ」と指摘した。

プーチン大統領 バイデン氏自ら「ひと殺し」発言を説明
プーチン大統領は、世界で最も多くのサイバー攻撃は米国から行われているのであり、ロシアはこうした「リーダー」諸国のリストには入っていないと指摘している。

プーチン大統領は、ロシアはサイバー攻撃についての米国からの照会要請にはすべての情報を提供しているものの、米国からの回答は一切受け取ったことがないと明言した。

「2020年を通して、ロシアは米国から米国の施設へのサイバー攻撃に関する照会要請を10回、また今年は2回受け取っている。昨年のものであれ、今年のものであれ、そのすべてに我々の同僚(編集:米国)は総合的な回答を受け取った」プーチン大統領はこう述べた。この一方でプーチン大統領は、ロシアは昨年米国の関連省庁に45の照会要請を、また今年前半だけで35の照会を送っているのにもかかわらず、それに対する回答は入っていないと指摘している。

プーチン大統領はまた、米国はすでに2017年の時点でロシアを自国に敵対する国、敵国と呼んでおり、ロシアにおける政治的な組織に支援することを決めていると述べている。​

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