金総書記は朝鮮労働党の中央委員会総会に出席し、バイデン政権の北朝鮮外交を分析した。
朝鮮中央通信によると、金氏はバイデン政権との対話と同時に対立に備える必要性を指摘したという。演説の中で金総書記は「我らが国の威厳を守るため」対立に向けたあらゆる用意を進める必要があると発言した模様。
2021年5月、ジョー・バイデン大統領は北朝鮮側が非核化に応じる場合、金正恩総書記と会談する意向を示した。米ホワイトハウスのジェン・サキ報道官はその際、米国側が北朝鮮外交を見直したことを明らかにしていた。オバマ政権やトランプ政権とは異なり、新たな外交政策では「大きな取引をベースとせず、戦略的忍耐に依拠する」とされている。
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