ワクチン接種証明のQRコード提示、外食客に義務化=モスクワ

ロシアの首都モスクワでは、新型コロナワクチン接種を行なったことを証明するQRコードを提示しなければ、飲食店への入店を禁止するという措置が試験的にスタートした。
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モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は、モスクワでは新規感染者が増加しているとし、とりわけ症状がより重篤で感染力の強い新規変異株が蔓延していることを明らかにしていた。

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今回の措置について、市長は、試験的な段階として、まずおよそ15の飲食店が参加していると述べ、飲食店への入店に際しては、新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませたことを証明するQRコードを提示しなければならないとしている。QRコードは事前に政府のサイトからダウンロードし、各飲食店の入り口でスタッフがチェックする。

一方、モスクワ市商業サービス局のアレクセイ・ネメリューク長官は、新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませたことを証明するQRコードを提示しなければ、飲食店には入店できないと述べ、PCR検査や抗体・抗原検査の結果は無効とすると強調した。

新型コロナウイルスワクチンの未接種者の入店禁止措置は日中も夜間も講じられ、バーやナイトクラブにも適用される。

すべての規則を遵守した飲食店では、夜間の営業、感染予防を目的とした座席配置、客のマスク着用に関する制限が解除される。これらの飲食店では、店員もワクチン接種を済ませることになっている。

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