韓国国会、日本の処理水海洋放出計画に反対する決議案を可決

韓国国会の外務統一委員会は29日、日本の福島第一原子力発電所の汚染水を海へ放出する日本の計画を非難する決議案を可決した。決議案は、与党と野党が共同で準備した。韓国国会が発表した。
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決議では「韓国国会は、放射性物質を含む汚染水を海洋放出するという日本政府の一方的な決定を断固として非難し、この決定の即刻撤回を求める」と述べられている。

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また決議では、韓国の国会議員は「(韓国)市民の健康に害を及ぼす可能性のある行動を容認しない」と指摘されており、外務統一委員会は、韓国政府にも「積極的な外交的措置」を講じるよう求めた。

決議には、汚染水の処理方法を韓国などの隣国と協議した上で決定することや、国際原子力機関(IAEA)の調査団に韓国の専門家を加えること、また汚染水の処理プロセスに関する情報へのアクセス提供などの日本に対する要求も盛り込まれている。

今月6月、福島第一原発の処理水の海洋放出について、IAEAが全工程を管轄することが明らかとなった。4月、IAEAの調査団の活動に韓国も参加することが明らかにされている。

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