東川町と隈研吾氏によるKAGUデザインコンペ 優秀作品が決定 ロシア女性も入賞

北海道東川町と建築家で東京大学教授の隈研吾(くま・けんご)氏が主催した第1回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペの各賞が決定した。最優秀賞には日本の杉原有香さんの作品が選ばれ、優秀賞の3作品の1つにロシアのアンナ・ブガエウァさんの椅子が選ばれた。 
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同コンペには日本内外のたくさんの学生らが応募。テーマは「木の椅子のデザイン」で、最終的に36の国と地域から834件の作品が提出された。入選作品10点から最優秀賞の隈研吾賞1作品、優秀賞3作品、佳作6作品が選ばれた。

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最優秀賞に選ばれた杉原さんは、周囲の環境に誇りを持ちながら生活する、そのような世界を家具や建築を通して作っていきたいとコメントした。また、 優秀賞に選ばれたブガエウァさんの作品に関して、「折り紙的な形態」であり、技術的に非常に面白い提案となっていると評価がされた。

隈研吾氏と東川町による『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』は、豊かな暮らしを育む建築と家具による新しいライフスタイルの発進をコンセプトに、若者の未来・豊かな暮らし・地域を育むといった3つのテーマにもとづき開催された。

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