プーチン大統領とバイデン大統領の初対面会談は16日にスイスのジュネーヴで開催され、休憩を挟んで4時間半にわたって交渉が行われた。会談後の会見でプーチン大統領は、両国が閣僚クラスで戦略的安全保障に関する協議を開始することで合意したと発表した。プーチン大統領によると、両国は世界における戦略的安全保障に対し高い責任を負っていることを認識したという。その他、核戦争に勝者はおらず、核戦争は起こしてはならないという原則に対する忠誠心を確認したとのこと。
この原則はソ連と合衆国の首脳らが1985年に同じくジュネーヴで会談した際に定めたものだった。