新型コロナウイルス

EU 承認ワクチンが4種ともデルタ株に有効と発表

欧州医薬品庁(EMA)はEUが承認したコロナウイルスのワクチンは4種ともすべてデルタ株(インド型変異体)に対して有効性があることを確認した。ワクチン戦略課のマルコ・カワレリ課長が明らかにした。
この記事をSputnikで読む

「我々は急速に拡大する『デルタ株』など他の変異体が憂慮すべきものであることを知っている。EUの承認した4種のワクチンはデルタをはじめとして欧州で流行しているもの(編集部:変異体)に抵抗力があることがわかった」カワレリ課長はブリーフィングでこう述べた。

「デルタ」菌株 COVID-19変異体の中で最大の感染力 WHO
先に、ロシアでは近日中にデルタ株に有効性を発揮する「ブースター」ワクチンの接種が行われることが発表されている。

5月の時点では、インド型変異株に対するスプートニクⅤの効果性が調査されていることが明らかになっていた。同時にインドではロシア製のコロナ・ワクチンの接種が開始されている。ロシア製のコロナ・ワクチンのエピワクコロナを開発した「ベクター」研究所のリナート・マクシュトフ所長は、南ア型、インド型変異株に対して発揮する同ワクチンの効果性について、水準は多少劣るものの、それでも効果はあると語っている。

関連ニュース


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント