宇宙初の映画 撮影に向けて機材をISSに搬入

ロシアの補給船「プログレスMS-17」は、宇宙で初めて撮影される長編映画『挑戦』の撮影用機材を国際宇宙ステーション(ISS)に搬入した。リアノーボスチ通信が、ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」の発表を引用して報じた。
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この補給船は、6月30日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から「ソユーズ2.1a」ロケットとともに打ち上げられた。

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ロスコスモスの発表によると、「プログレスMS-17」がISSに搬入したのは、映画『挑戦』の撮影用機材で、重さは13.75キログラム。この機材に具体的に何が含まれているのかは明らかにされていない。

これよりも前、ロシアの宇宙飛行士アントン・シュカプレロフ氏、女優ユリア・ペレシリトさん、クリム・シペンコ監督の3名が10月5日、第66次長期滞在に参加するメンバーとして宇宙船「ソユーズMS-19」に搭乗し、ISSへ出発する。その後宇宙で映画『挑戦』の撮影を行い、ペレシリトさんとシペンコ監督は10月17日にオレッグ・ノヴィツキー宇宙飛行士とともに宇宙船「ソユーズMS-19」で宇宙に帰還する予定。


現在、ISSではロシア人のオレッグ・ノヴィツキー氏とピョートル・ドゥブロフ氏、米国人のマーク・ヴェンデハイ氏、シェーン・キンブロー氏、メーガン・マッカーサー氏、日本人の星出彰彦(ISS船長)、フランス人のトマ・ペスケ氏が第65次長期滞在のクルーとして活動している。

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