両選手は東京五輪用の演技として「カリンカ」を用意。水着はクマが描かれたものを予定していたが、着用禁止となったという。
ロマシナ選手は「水着のデッサンを事前申請したところ、クマが描かれているため許可できないと通達がありました。クマはロシアを想起させるという理由でした。異議を唱えるつもりはありません。今は練習に集中します」と語った。
また音楽も変更しなければならなかったという。「ロシアという言葉を削除し、~から愛を込めて、のみ残しました。」
2019年12月、世界アンチドーピング機関(WADA)は、ロシアのアンチドーピング機関検査室で検体の改ざんがあったとして、ロシアに制裁を発動した。
2022年12月までロシア選手は、中立的立場としてのみオリンピックや世界選手権の出場が認められている。
東京オリンピックでは、ロシア選手はロシア五輪委員会の名称で、また同委員会の旗のもとで出場する。