イスラエル保健省によると、同国では5月、ファイザー製ワクチンの有効性は94%だったが、6月には64%に低下した。同省は有効性の低下を「デルタ株」の拡大と関連づけている。
ハダサ大学医療センターは、ファイザー製ワクチンについて、「デルタ株」に対する感染予防効果は60〜80%だと発表した。一方、専門家らは、重症化を抑制する効果ついて結論を出すのは時期尚早だとしている。専門家らはイスラエル国民に対し、デルタ株の感染者増加を止めるため、すべての安全対策を遵守するよう呼びかけた。
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