この不思議な予言に気づいたのはあるツイッターアカウントだ。トビー・リーさんはイーロン・マスク氏のツイートに、フォン・ブラウン博士の名著の写しとともに「運命について言うなら、フォン・ブラウン博士が1953年に書いた『火星計画』に、イーロンという人物が登場し、人々を火星に連れて行くのはご存知でした?」とリプライを送った。
そのツイートのやりとりにPranay Pathole(アカウント名)も加わり、「イーロン」が登場する同書の英語翻訳版の写真をアップした。
イーロン・マスク氏は「これは本当なんですか?」と反応。
ただし作中の「イーロン」は人の名前ではなく、火星政府の役職のようだ。
フォン・ブラウン博士の著書によると「火星政府のメンバーは10人。そのリーダーは全国投票により5年の任期で選ばれ、『イーロン』の称号を得る」という。
スペースXとテスラを率いるイーロン・マスク氏は昨年10月、2024年に火星への有人飛行を実現すると宣言した。