米国にはアフガンを空爆する用意がある=バイデン氏

アフガニスタンで活動する過激派組織「タリバン」は2001年以来、軍事面において最も勢力を高めており、米国に対するテロの脅威が発生する場合に備え、米軍は遠距離からアフガニスタンを空爆できる環境を整える。ホワイトハウスで開かれた記者会見でジョー・バイデン大統領が指摘した。
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ホワイトハウスで開かれた記者会見でバイデン大統領はアフガニスタンに空爆を実施する可能性についてこのように指摘した。

我々は対テロ用の長距離ポテンシャルを構築しており、これにより米国にもたらされる直接的脅威を注意深く追跡し、必要とあれば迅速、かつ決定的に行動することが可能となる。

イラン首都で アフガン政府とタリバンの交渉開始
また、「タリバン」について言及した中では、米軍がアフガニスタン駐留を開始した2001年以降、軍事面において最も勢力を高めていると評価した。

ただし、アフガニスタン政府軍はおよそ30万の兵を保持している一方、タリバン側は7万5000人程度であることから、米軍の撤退後にタリバンによって政権が転覆される可能性については懐疑的姿勢を示した。 

皆さんのもとには素晴らしい装備を持った30万のアフガン兵がいて、それは世界のあらゆる軍隊と同じ水準であり、合わせて7万5000人のタリバンに対しては空軍も保持している。

その上で、米軍が撤退してから半年以内にアフガニスタン政府が転覆されるという見通しを否定した。

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