ネチョソフ氏は、「一部の人には、まだ解明されていない免疫の特性があるのです。そのためそういった人は少し具合が悪くなるか、あるいはほとんど無症状で過ごすことになるのです」と説明する。
同氏は、そういった人が感染を広げる主な原因になっていると指摘している。体調が悪くならないし、さらにその中の一部の人たちはマスクを着用せず、多くの人を感染させている。
ネチョソフ氏は、その1例を紹介した。
「これは『スーパースプレッダー』と呼ばれる人たちのことです。最も知られているケースは、2020年の春、米ワシントン郊外で合唱会があり、そこにそういった人が会場に来ていたのです。彼らは2時間歌い続け、5日後にはその場にいた50人全員が感染したのです」
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